これにつきましては今回議案に提出させていただきますので、当然、知事も承知しているところでございます。
◆
服部宏昭 委員 いやいや、議案に提出しているからここにあるのだよね。ここにあって、予算にも載っていると思いますけれどもね。でも、掘っていったら柔らかかった、岩盤がなかったということについては、もっと適確な調査をしていたらそういうことがわかったのか、それともわからないのですかね。土の中だからわからないと言ったらわからないかもしれませんが、その辺の状況ですよね。
我々もチェックしなければいけない使命がございますから、きちんとチェックして、
自民党県議団に帰っても、わかるように説明しなければいけないし、説明が足りなければ、何でもっと聞かないのだということになってしまいますからね。ですから少し厳しいような言い方をしていますけれども、それはしっかりやらなければいけないと思いますので、説明をきちんとやってもらいたいと思います。
こうなったことについては、ある程度やむを得ないだろうと思っているのですよ。そうは思っているのですけども、その説明の仕方を知らなければいけないわけです。
◎
下里巖 参事兼
道路建設課長 設計段階では
ボーリング1本、
ボーリング調査を実施しております。
あと施工段階では、着工時に8本の
チェックボーリングということで実施しております。以上のこの
調査方法は一般的な土木の技術の水準の範囲内で行われているものでございます。
設計段階の
地質調査結果からは
基礎地盤は亀裂が少なく、新鮮な岩盤で
構造物、基礎として問題ないという評価でございました。施行時の
チェックボーリングでは
岩盤位置の確認のために行ったものでございますが、調査結果によりまして、
鋼矢板の
根入れ位置の一部を変更するなど、
設計変更に反映させていただいたところでございます。
ですから、これにつきましては、各段階におきまして一般的な土木の技術の範囲の中で判断、対応していたところでございますが、
先ほどから申し上げますように、いろいろな複数の要因が時系列上、複層的に関連したと。その中には当然、委員おっしゃるように、不測の要因も入っているところでございます。
◆
服部宏昭 委員 その複数のいろいろな要因が重なって
鋼矢板がこうなったということなのだけれども、その複数のいろいろかみ合ったというところをもう少し、私どもも帰って話をしなければならず、その程度では説明できないので、どういう複数の要因が絡み合ってこうなったということをもう少しはっきりお願いします。
◎
下里巖 参事兼
道路建設課長 まず
設計段階としましては、
根入れの基礎面を
岩盤線、これ
ボーリングの結果ですけれども、
根入れの長さを1mにした。これは基準には違反しているところではございません。また工事の
施工段階では、
アンカーを下のほうでとる予定だったのですけれども、その定着の岩盤が出なかったということで、火打といいますか、斜めに支えを取るものを採用しました。そういうものが結果的に
アンカーと火打のバランスが悪い構造となった
可能性があると
検討委員会の
報告書ではいただいているところでございます。
◆
服部宏昭 委員 まだよくわかりませんが、
大上先生を
委員長として
委員会をつくられて報告があったのですよね。その報告に基づいて説明してもらっているのですよね。ですから、その
報告書は見せてもらえますか。そうすると、ある程度、これははっきりするわけですね。こういうことでこうなったということを説明するのにいいように、出せる範囲でいいですけれども、出せたら出してもらいたいと思いますが、
委員長、諮ってください。
○
小池清 委員長 資料請求ですか。
◆
服部宏昭 委員 そう。
○
小池清 委員長 それではただいま
服部委員から、
道路改築工事中の事故に係る
損害費用の負担について
天竜川橋の
仮設鋼矢板の変状に対する
検討委員会の
報告書の
資料請求がありましたが、請求するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
それでは提出できますか。
◎
下里巖 参事兼
道路建設課長 あしたの
委員会の朝まででよろしいでしょうか。提出させていただきます。
○
小池清 委員長 それでは、明朝の
委員会までに資料の提出を願います。
◆
服部宏昭 委員 それでは、その資料を提出していただいて、見させてもらいたいと思います。
それから、これは
東北信の
現地調査のときですかね、少しどういうことなのかなと思ったことです。そのときは所長さんもいらっしゃいましたけれども、陳情のときには質問というわけにもいかないものですから。だから少し検討してもらいたいと思ったのですけれども。
御代田町で
県営住宅を改良するのに、いろいろなことがあって、まだ建設がなくて続いていると。それで町としてもいろいろ考えがあって、いろいろ要望も出ていると、このようなことですね。あまり詳しくはわからないのですけれども、その辺のことで、これは通常のことではなくて、とても時間かかっている話だなと思ったものですから、それらについても少しお聞きしたいと思います。
◎
須藤俊一 公営住宅室長 御代田町の
平和台団地の未
利用地の件のことかと承りました。
経緯から御説明いたしますと、
平和台団地ということで、平成に入ってから、建設を進めていまして、平成11年度までに2棟50戸の整備をしております。さらに計画では整備をする予定で、
用地取得も終えて、
県有地がそこにあるわけでございますが、その後、
予算等の都合で中断をしておりました。平成17年度に、もうそのころになりますと、
入居者の需要というものが減る局面に入っておりましたので、
公共事業評価監視委員会の再評価の中で一時休止、それから平成22年度の
再々評価の中で、正式に
事業中止ということで決まっております。その後、その未利用の
県有地をどうしようかということで、それも含めて、例えば
御代田町さんに
県営住宅をそのまま移管をしたらどうかとかというような話がございまして、ずっと
懸案事項にはなっておりました。
一昨年度となっておりますけれども、町から正式に、町で
宅地分譲地として未利用
県有地を買い取って、開発して分譲したいというお話をいただいております。これを受けまして、具体的な御要望もお聞きしながら、佐久の
地域振興局も含めて検討をしてきているという経過でございます。
我々がお聞きしている範囲では、町におかれましても民間の方、ガスの
供給会社ですとか
建設業者などを構成員とする
まちづくりの
勉強会を設けて、そういった
開発利用の
ビジョンを検討されているという段階だとお聞きしておりますので、町に対しましては、そうしたその
勉強会で町としてのお考えですとか
ビジョンを整理していただいた上で、再度、県に相談をいただきたいという旨をお話しております。
具体的なそういう
ビジョンが示されてくれば、県としましてどんなことができるのかということを、町と一緒にしっかり検討をしていきたいと考えております。以上です。
◆
服部宏昭 委員 あまりよくわかりませんけれども、ずっと長い間、県住も建てられなくて、だんだん人口も減ったり、借り手も少なかったりしてきて大変な状況ですから、今、検討しているようでございますが、よく町ともすり合わせをして、協力できるものは協力してやっていただけるようにお願いしたいと思います。
それから、現地へ行って、今、思い出しておりましたが、
松本糸魚川連絡道路に関する要望が、かなり地元では強かったですね。大町市を初め、
安曇野市や、それぞれ現地の要望がどうも何かまとまったような感じもしました。これについては、あまりにも時間が長くかかっていますから、ぜひ解決の方向に向いて、県が積極的に中へ入って対応していかなければと思うのですが、その辺についてお願いします。
◎
下里巖 参事兼
道路建設課長 松本糸魚川連絡道路に関する
お尋ねでございます。
委員おっしゃったのは、一番起点側の、私
ども高速道路との接続が不可欠であり、それが一番
整備効果を発現させるということで、最優先的に取り組ませていただいておるところでございます。そこにつきましても、地元に示した
ルート帯についていろいろな御意見をちょうだいしている中で、
安曇野市が自主的に地域の意見をまとめて、一定の方向性を示すということで、9月には意見の
集約会が開催されたところでございます。県としましては、今後、示される地域の意見を集約した市の考え方については、真摯に受けとめ対応を検討していきたいと思っています。
いずれにしましても、早期の
事業着手に向けまして地域の皆様方の御理解をいただけるよう、市と協力して進めていきたいと考えているところでございます。
◆
服部宏昭 委員
安曇野市も地域へ入っていろいろやっていただいているようですし、その担当の
望月県議さん、また
宮澤県議さんとか、地元の県議さん方も真剣にやっていますからぜひまた対応を、早くとれるようにお願いしたいと思います。
それから、私も本会議でもお願いしたのですが、ここにいる議員さんもみんなそうだと思うのですよね。
長野インターから県庁まで1時間かかってしまい大変なのですよ。これは切実な問題なのです。
ですから、いろいろな話もしましたけれども、丹波島の橋には、
中央分離帯もあるし、植栽のところもある。それから歩道も使っていないところもあるかもしれません。だから、
バスレーンは警察が絡むから難しいかもしれませんし、また、青信号が続けばよいのですが、またほかに取り付けると市が今度は困ってしまうかもしれませんが、もう一車線ふやすとかして何とかしてもらいたい。それはもう新しい橋を建設してもらえば一番いいのですが、市の関係もありますしね。
ですから、その辺について、これはもう、やれることはぜひ取り組んでいただいて、知事ももう3期目に入ったのだし、
長谷川部長さんも国から来ていただいて、非常によくやっていただいているので、ぜひその辺について、希望的にやれることをやるということで、都市・
まちづくり課長さんか
下里課長さんかどちらにやっていただけますか。
◎
猿田吉秀 都市・
まちづくり課長 二課を代表して、私からお答えさせていただきます。
丹波島橋のお話でございます。かねてより長野市の市街地を中心として、犀川から千曲川で隔てられているところの、いわゆる
犀川渡河断面という言い方をしておりますが、そこの交通容量、交通を流す能力の向上は長年の
懸案事項でございまして、実際のところ、平成に入りましても
丹波島橋、屋島橋、村山橋の4車線化、それと五輪大橋の新設ということで、県として対策を講じてきたところでございます。
それでもなお
丹波島橋については、朝夕を中心に渋滞が発生してございまして、現在、長野市を中心とする5市3町を対象とした長野都市圏総合都市交通体系調査を実施中でございます。目標年次は2035年となりますが、本年度中に計画を策定する予定でございます。
既にパブリックコメント等を実施しているところなのですが、具体的な対策といたしましては、まずハード面については
丹波島橋と長野大橋の間に新橋をかけるという方法、それからソフト面としましては、御指摘のありました
バスレーンの使い方を考えようという点、あるいは公共交通への転換を促そうといったものが盛り込まれてございます。
長期的には新橋の建設というのは有力な手段だとは思っておりますが、それには時間がかかります。委員御指摘のように、まずは
丹波島橋の北側の荒木の交差点の処理能力が今、直接的には最大のネックになってございますので、ここの交通の流れをよくする方策を、県警も含め長野市も含め、現在検討中でございまして、短期的に効果のある施策を講じていければいいと考えているところでございます。以上でございます。
◆
服部宏昭 委員 ぜひ荒木の交差点のところはやってもらいたい。ただ丹波島の橋も、くどいようだけれども、二階建ては無理でも横に広く、こっちへ来るほうを1車線ふやすとか、歩道を細くするとか、あるいはまた分離帯も使ったりするとかして、何とかやれることはやって欲しい。それで交差点の改良もしてもらえばね。やれることはぜひやっていただきたいのですよ。みんな困っているのです。議員さんもみんな。ですから、ぜひ早急にお願いをしたいと思います。
それから、砂防に関して、堰堤の点検を全部実施したという件で、緊急な対策が必要な15基についてはどんな状況なのですかね。やり変えなければいけないとか、補強だけすればいいということなのか、広島やほかの災害を見ても、地域の皆さんみんな心配しているわけで、その辺の状況を少しお願いしたいと思います。
◎
田下昌志 砂防課長 資料18で御説明した中で、欠損の状況は15基についてはさまざまな状況があるわけなのですが、中にはかなり廃堰堤もあって、アーチ式の形態を持っている堰堤もありますので、そういったものについては抜本的な対策も必要かなというような感じをしております。今、委託で詳細を調べていますので、その対応の方針については、また決定していきたいと思っています。
今、国も広島県の事例をかなり分析しているところでありまして、原因を効果的に除去するための広報もまたこの後、提案するというお話もありますので、そこら辺もまた情報を共有させていただいて、対応を図ってまいりたいと考えております。
◆
服部宏昭 委員 それでは早急にお願いしたいと思います。
それから、本会議でも知事にも部長にもお願いしましたが、入札の改善については、
先ほど維持工事の複数年化とか改良を大分やってきていただいてありがたいと思っております。
失格基準が、それは国の基準を上回ってはできないという話も聞いておりますけれども、平均の落札率がどうしても近隣8県と比べても1.8ポイントぐらい下回っているということもずっと続いているわけです。知事はそこを答えてくれなかったのですが、地域の要件というようなことは言ってくれたかもしれませんが、どうやったら平均落札率がもっと上がるかということを検討してもらいたい。
先ほどの説明の中でも全国平均とほぼ同じか、少し下回っているということですし、決して高くはないわけで、その辺のことについて、これは
技術管理室長でいいですか、部長がいいのかね。
◎藤本済
技術管理室長 平均落札率がどうやったら上がるかということを方策として示せという御質問だと理解させていただきました。
最初にお許しいただきたいことは、平均落札率を直接操作するということは当然できないということでございまして、私どもはさまざまな手段を通じて公共工事の品質確保の担い手であります、いわゆる建設業、あるいは建設関連産業の皆さん方の中長期的な育成確保のため、適正な利潤が確保できるようにいろいろな、最新単価や実態を反映した予定価格の適切な設定でありますとか、また一つは、不当に安く入札するいわゆるダンピングの受注を防止していくという取り組みの中で、結果として利益の出る価格で受注をしていただくといった形で施策を講じていくというもので、これにつきましては、平成26年6月に施行されました改正品確法で私たち
発注者の責務といたしまして、最新単価や実態を反映した予定価格の設定、それからダンピング受注の防止ということで、法律でも明記されているところでございますので、私どもはそれを推進しているところでございます。
こういったことを受けまして、私ども
失格基準の改定のほかにさまざまな入札制度改革を行ってきておりますが、今年度からは2億円以上の工事につきまして
失格基準の引き上げ、あるいは
総合評価落札方式の低
入札価格調査の実施、
先ほど委託についても御説明させていただきましたが、
建設工事については先行して実施しているところでございます。また、来年度からはWTO案件につきまして、技術提案型の総合評価におきまして、技術提案案件の補正を価格に応じて行うといったような形のダンピング対策、これらも強化することとしておるところでございます。
まず、私どもとしましては、今、実施している制度改正による入札動向をしっかり見せていただくということ、それからもう一つは、知事もいわゆる地域に配慮したということで発言したわけですけれども、やはり地域別の落札率の差というものはやはりどうしてもございます。そういった落札率の違い、あるいは入札参加者数の違い、そういった動向をしっかり見て分析していって、地域によってもし違うやり方ができるということであればそういったことも検討していく。それから企業の経営状況もしっかりと見ていきたいと考えております。
建設業の経営環境は、一部で改善しているという報道もありますけれども、経営環境自体は依然として厳しい状況にありまして、特に経営規模が比較的小さい建設企業におきましては売上高、経常利益率が減少傾向にあるという報告もございまして、この点は非常に注視していかなければならないと考えております。
こういった比較的規模の小さな建設企業の皆さんは地域におきまして災害時の対応をいただくなど、県民の安全・安心のために最前線で重要な役割を担っていただいておりますので、そういった方が顔の見える形の中で、ぜひこれからも地域の安全・安心を担っていただくように、私どもは中長期的な視野に立って、一方では健全な競争環境も維持しながら、
先ほど道路管理課長からも説明させていただいた道路維持管理業務の複数年継続、契約委託の試行も含めて、入札制度について改善を図ってまいりたいと考えております。
◆
服部宏昭 委員 確かに維持管理や災害のときの応急対策とか、地元企業には非常に尽くしていただいていますから、ある程度きちんと考えてやっていただくということが大事だと思います。ですから結果として、建築は、この前少し聞いたけれども、95%ぐらいまでになったということも聞いていますから、そういうこともあり得るのですよね。ですから、ぜひお願いをしたいと思います。
それから部長が答えてくれましたが、今、観光部も外国人が大分多いということで、観光地に標識だとか看板だとかいろいろ手当を考えるということです。それから、一般道もそうですけれども、観光の道路については特に舗装等についてきちんと、ガードレールもそうかもしれないのですけれども、そういうものについて対策を取るというお話をいただいたものですから、今回、予算的な面も考慮してもらっているのかどうか、その辺について少し部長か中田
道路管理課長さんに。
◎
中田英郎 道路管理課長 標識やガードレール等の予算のことについての御質問でございますけれども。ガードレールにつきましては、通常の形で補修や新設に取り組んでおるところでございますけれども、案内標識につきましては、今回の9月補正でも観光部で案内標識を改善しようということで、予算措置がなされていると聞いております。
それにつきましては、外国人にもわかりやすい案内標識ということで整備していくということで、まだ具体的などんなものを整備していくのか、
建設部で道路でやるものがあるのか、それとも観光サイドで観光施設等がやるのかという広い面からも検討がなされますので、具体的にすぐ道路管理でやっていくということとはつながらないかもしれないのですけれども、一応、外国人にわかりやすい案内標識をつくるように取り組んで行くというようなことで、この9月補正から始まっておりますので、新年度につきましては、その調査の結果をもってまた新たな取り組みとしていろいろな形で標識をつくる、あるいは改善していくということがあるかと思っております。
私ども
建設部でも、それにあわせて既存の案内標識、あるいは信号機の下にぶら下がっている地点名標識、それからそのようなものの中で、いろいろ観光地名を主体的に出していかなければいけない、あるいは道路愛称名で呼ばれている、例えばビーナスラインにつきましては現在整備を進めておりますけれども、ビーナスラインという言葉で観光とマッチした道路づくりというのをまたやっていかなければいけないなというようなこと、そういう形でいろいろ取り組みをしなければいけないということで、現在、観光の組織にどんなものが具体的にほしいですかという調査をかけ始めたところでございますので、その結果を見ながら標識については改善をしていきたいなと思っているところでございます。
◆
服部宏昭 委員 課長、舗装だ、舗装。やると言ってもらえばいいので。やってもらえばいいことなのです。
◎
中田英郎 道路管理課長 舗装につきまして少し答弁が飛びました。今回の9月補正予算では、具体的に舗装には予算がついていないところでございます。
舗装についてはかなり悪いところがありますので、新年度、予算を組む中でしっかりやっていきたいと思っているところでございます。
◆
服部宏昭 委員 いや、部長は本会議で観光地の道路の舗装を一生懸命やると言ったよ。それっきり聞いたのだから。まあいいです。またゼロ県債等も考えていただいて、次の12月ですね、舗装の対策もしっかり取っていただくようにお願いしたいと思います。
それから最後でもいいのですが、生コンの単価の引き上げをお願いしたい。今、セメントとか材料費も上がり、人件費も上がり、週休2日制も何とかしなければいけないというようなこともあったりして、単価の値上げがどうしても必要だということです。生コン業界が生コン単価を上げて、仕事を受けたゼネコンさんが、その上がった生コンで仕事を取ってもらっているのですね。そして、それが市場調査であらわれたときに上げるという仕組みなようですが、非常に大変なことなのですよね。仕事を受けたほうは上がった単価で受けていないのですから、それをその上がった単価で仕事をぜひ受けてくれということになるのです。それが市場に回らなければ上げられないというシステムだそうでございますから、少し矛盾があるというか無理な点があります。単価を上げていただいていないという地域もあって大変な状況なので、ぜひ単価を上げられるようなシステムや状況にぜひ持っていってもらいたいと思いますが、その点について、
技術管理室長さんですか。
◎藤本済
技術管理室長 生コン単価のできるだけ早い改定ということでお話をいただいたところでございます。
平成30年度の生コン単価の状況につきましては、それぞれの組合が昨今のいろいろな燃料等の値上がり等の事情を反映しまして、今年度、大幅な改定を進めているということに関しては承知しております。また、早いものでは4月1日に木曽、5月1日に大北のほうで立米当たり1,000円ということでそれぞれ組合価格を改定しているということも聞き及んでおりますし、そのほかの組合においても、順次改定が進められておるところと考えております。
同様なことが過去もございまして、そのときは、早いもので4カ月程度で単価が改定された経過がございます。具体的には平成26年度のときにやっています。価格の改定の仕組みについては再三御説明させていただいたとおり、市場調査をもとに実勢価格でやりますので、どうしても取引がある程度出てこないと、公共工事の単価には反映されないわけですけれども、現在、
先ほど申し上げた木曽・大北については動きが出てきておりますので、それらを初めとして、実勢価格の動きが出たところで、速やかに改定手続を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
◆
服部宏昭 委員 それでは、できるだけ早期に上げられるようにお願いしたいと思います。
それから
先ほど河川課長からも説明があったかもしれませんが、河畔林の対策とか、河川の増水に対しての災害というのは非常に多いわけで、これは森林税もお使いいただいて、その状況と、今回大分補正も知事に認めていただいたのですが、災害関連についての対策は対応ができたのか、できるのかどうか、その辺について
河川課長からお聞きしたい。
◎蓬田陽
河川課長 河川内の流木、河川の外も含めた流木の対策にかかわる御質問と考えてございます。
まず河畔林についてでございます。1億円余の森林税を用いた予算を確保しておりまして、現在、1級河川の河畔林と準用河川のところで、大体、施工箇所を決めたところでございます。用地等の問題がありますので、地権者の皆さんと調整をして順次着手をしてまいっているという状況にございます。
それから今回補正でお願いをしています防災・減災の関係の木の問題でございます。従来から流木の伐採とか土砂をとってほしいという要望がたくさんございまして、前回の
委員会でしょうか、要望の1割ぐらいしか、なかなか手当てができないという状況をお話したところでございます。
大体、年間、当初予算で河川維持費としますと大体11億円ぐらいの額で、その中で修繕等もありますので、全部が全部土砂の撤去と流木伐採に行っているわけではないんですが、半分以上はそっちへ行っていると。今回、防災・減災ということで7億7,000万円ほどですか、お願いをしたということですので、結構、当初予算並みの補正をお願いさせてもらっているというので、1割強の要望に対してその倍ぐらいの、何と言えばいいんでしょうか、御希望に添える形というふうに何となくぼやっと理解をしていただければなと思っております。以上です。
◆
服部宏昭 委員 はい、ありがとうございました。終わります。
○
小池清 委員長 午後3時10分まで休憩を宣した。
●
休憩時刻 午前2時55分
●
再開時刻 午後3時10分
○
小池清 委員長 再開を宣し、委員の
質疑等発言を許可した。
◆
服部宏昭 委員
先ほど質問した中で、少し言い回しが悪かった点がありまして撤回したいと思います。というのは、
丹波島橋を渡るのに、非常に混雑して困っているということで、議員各位がという話をしましたが、これは県民の皆さんがみんな困っていると、地域の皆さんが困っているという意味でお話したので、決して、私ども議員が困っているという意味ではありませんので、それをしっかり訂正をさせていただきたいと思います。そういうことでよろしくお願いしたいと思います。以上です。
○
小池清 委員長 午前中の
服部委員からの道路舗装に関する質問について、
理事者より追加答弁の依頼があったのでこれを許可した。
◎
中田英郎 道路管理課長 休憩の前の
服部委員の質問の中で、舗装の補正の費用ということで、答弁に間違いがございましたので、訂正させていただきたいと思っております。
2月に低温により凍上作用が発生しまして、24カ所の23億3,430万円の査定決定額を受けておるところでございます。その関連でございまして、その災害調査とその復旧に関連する工事ということで、調査が4カ所、工事が4カ所、あわせて1億円の補正を県単の道路橋梁維持費の中で見込んでおりましたので訂正させていただきます。
○
小池清 委員長 それでは、委員各位から御発言がありましたらお願いします。
◆高橋宏 委員 それでは、一つ、二つお聞きしたいと思います。土木費の予算がずっと大体1,100億円から1,200億円のところを行ったり来たりでございまして、このことを、例えば
先ほどのいろいろな工事、あるいは被害があって予防ができるものもできなくて、災害があったら災害でやればいいということではなくて、例えば災害が起きそうな箇所、今からこれはやってほしいというのは一体何カ所ぐらい、例えば河川、道路、そういうふうに分けると何カ所ぐらいあって、全部あればどのくらいになるのかというのを少しお聞きしたいかなと思ったのです。
実は、災害が起きればというふうに思うし、また開発でああいうところへ団地をつくって大丈夫かなというのと、それから北海道の火山灰の中で災害が起きたという、今の科学でそんなことが予想できなかったりすることがあって、現実にはあるわけでございます。そういうことをやはり全体の県政の中で、もしそういうことがあるとすれば今の技術ならそういうことができるのではないかなと、危険なところへ団地を造成するなんていうことは、やはりそれはよしたほうがいいと、こういうふうに思うのですが。
そういうようなことを提案されて、今、皆さんが県民や皆さんから要望されていること、災害について、あるいは一般道路について、大体、それらを予算に足していくと幾らぐらいになるのかということが本当は知りたいと思っているのですよ。
ただ、皆さんから要望あって、というふうに順にやっていくのですが、では総体的にそういうふうにやらないと、ことしも1,100億円ぐらいですから、そういうようなことでずっと1,100から1,200億円までの間でずっと10年間来ているわけ。だからどのぐらいにやったら、大きい災害があればもちろんだし、オリンピックのころは、4,500億円ぐらいあったのですよね。だから、それはいろいろな施設をつくるからそういうことにしても、そのときはそうやって何とかやりくりして、オリンピックの工事をやったり建設をしたりやってきて、そして長野市はこの間、20年たって借金は終わったということを言っておりましたけれども、そういうことで、今やらなければならないのは、少しぐらい借金してもやってもらったほうが、過ぎてから工事をやるよりもいいのではないかということで、総体的に土木関係で、あるいは建設の関係で、例えば今、皆さん方がこう予想されている、あるいは要望されていることを足していけばどのくらいになるのかと、もし計算してあったら公表していただければいいかなと。それは今、少し最初の話で、それは総体的に部長さんたちの会議、あるいは知事の判断で最後予算は決まると、こういうことですが。
やはりそういうようなことになっていかないと、事故が起きたからそれを追っかけるという方向ではあまり建設的な、あるいは知恵のあることではないのではないかと思うのですが、もしそういうことがわかっていただけたら、教えをいただきたいと思います。
◎
松澤繁明 建設政策課長 県全体での公共予算への要望の把握といいますか、そういった御質問かと思いますけれども、私どもとしますと、いろいろな期成同盟会ですとか、
市町村長さんを初め地域の方々からさまざまな要望をいただいております。非常に多くの要望をいただいていると認識をしております。
そういった中で、全体として、全ての要望がどれだけあるのかというのを単純に積み上げたものというものは手元に用意してございません。ただ、課ごとに多少その辺の状況を把握しているという部分があろうかと思いますので、それについては各課で少しお話をさせていただきたいと思います。
いずれにいたしましても、例えば今回の補正予算につきましても、
先ほども少し説明いたしましたように、今回はその災害復旧という観点で、要は被災してしまったので、そういったところだけを修繕する、あるいは復旧していくということだけではなくて、やはり予防・減災という観点から予算を使っていかなければいけないのではないかという意味合いでの増額といいますか、予算措置をしたところでもございます。要求を100%、お応えできることはもちろんできておりませんけれども、優先度の高いものですとか、効果の発現性の高いもの、そういったものについて優先的により多く、少しでも多く対応できるように今後も予防・減災という観点も大事にしながら予算要求はしてまいりたいと考えております。
◎
長谷川朋弘 建設部長 私から、一つ補足させていただきます。
先生がおっしゃっているハード整備ということに関していいますと、県としては3月末に強靱化計画というのを取りまとめていまして、あの中に一応ハード事業、主なもので5億円以上の事業だと思いますけれども、一応リストとしては出ています。それは
建設部に限らず、ほかの部のものも入れて全体が入っていたと思います。
なので、それが一つあるのでそれを計画的に進めるということと、それから財政的にも非常に厳しい状況の中で、ハード整備はいずれにしても時間がかかりますから、ハードだけではなくてソフトの体制、逃げるというほうの、昨今の雨の状況とかいろいろ見ていますと、やはりそちらの対策をあわせてやっていく必要があるのだろうなと。ハードとソフトをバランスよくやっていく必要があるということで、今、県としても取り組みを強化していこうと考えているところであります。
◆高橋宏 委員 去年あたりから健康福祉部の予算が土木を追い越してしまっているので、新聞で話題になっておりました。そのくらい長生きしている皆さん方、長寿社会になって、福祉のほうへお金が取られるという表現で新聞発表があったわけでございます。ことしは土木費が単純にいうと11.7%、そして例えば、県全体の投資的経費は16%ぐらいです。借金を返すのも大体同じぐらい。だからそういう中で、これ以上はできないといって財政で大体切られる、あるいは抑えられる、これを我慢してくれと、こうなるのですが。
そのようなことの中で、投資的な経費も含めてやはりやっていかないと大変なこと、例えば災害が起きたのは思わぬところで起きているということで、災害のところの報道を見ると、やはり予想ができなかったということがあって出ています。災害については、やはり必要なものは確保していただきたいと思います。
私ども
現地調査に行ったり、それから地域の
現地調査に行ったら、何年要望すればこれができるのだと言われるわけですよ。それで、そういうことを含めて、例えば、何年と言われても、俺、銭を持っていないからな、建設事務所が銭を持っているきりだからと言って、多少は身の安全も考えながらやるわけですが、実際は、本当にせつない立場になるわけですよ。本当は何年かかったら、多少はやってもらわなければいけないかなということをまず思ったものですから、そんなことを申し上げました。
予算がないというのはそういうことですが、一時はそういうやり繰りをしてオリンピックをやったこともあるわけですから、そういう工夫をやはりやっていただきたいなと思います。
例えばことしの災害については、和歌山県などでは、台風が何回も通過しているわけですよ。でもそこはそこできちんとやっていかなければならない。だからやはり創意工夫をしながら、皆さん方に予算確保だけはやっていただきたいと思ったからお聞きしたわけで、せいぜい頑張っていただきたいということしか私は申し上げられませんが、そのようなことをお願いしたい。
それからもう一つ、
先ほど補償の中で、木の枝から落下した枝による自動車損傷で、384,000円の補償があったというのが
先ほどありました。これについては、今、山間部へ行くと道路の上、木がたくさん張り出しているわね。夏は涼しくてぐあいがいいけれども、雪が降ると大変なことになるわけ。
だからそういうような、今、
道路管理課長さんにお願いをしたいわけですが、例えば冬になると、今度はそれが倒れて電線で停電になるということですね。やはりそういうのも、
先ほど河畔林の川の上に出ているのは切るという話があったけれども、それと同じように、道路の上のほうもそういうことを考えていただかなければいけないのかなと。私は山間地へ行くと、トンネルがあって夏は涼しくてぐあいがいいけれども、そんなことを感じるわけです。
現に、例えば小さい部落で木が雪で倒れて、電気が通じなくなったと、地域の人が行って切ってやっと電気をつないでもらうという状況でございまして、それぞれの道路管理者の責任はとなると、市道は市で、県道は県でということになるわけでございまして、そういうことが災害防止の一歩。
例えばこの間、停電で72時間までは非常用電源で電源を確保できるけれども、それ以降はなかなか難しいというようなことがあって、停電になってというようなことがありました。そうした中で小さい部落が幾日か孤立するようなことが、長野県でもありましたね。そういう電気が通じなかったというようなことがありました。だから、道路管理者としてぜひそういう道路の上も、それから側溝も、全て管理をしていただけるようにしていただきたい。あるいは、愛護会へお願いしているということがあるわけですが、道路の上はなかなかない。それである人たちが自分たちで切っている場面に私は行き会いました。でも電線や電話線があるから危なくて嫌だと言っていました。でも、そうやって努力している皆さん方には、私はありがとうと言っておきましたけれども、そういうようなことを少し今度は予算の中で配慮をしていただければありがたいと思います。県道や、県の道路管理への応援をいただいている状況についてお聞かせをいただきたいと思います。
◎
中田英郎 道路管理課長 道路の管理の問題、特に今、お話がありました木が倒れる問題で、今回も専決事項で事故の報告をさせていただいたところでございます。
木の問題につきましては、木が道路上に非常に張り出していると。道路敷地から入っている雑木のようなものもありますけれども、その隣の民地から生えてくる枝もありまして、いろいろ形態はございますけれども、所有者がおれば、その所有者に木を切ってもらいたいということで、絶えず危険な木を見つけると呼びかけているところでございます。ただ、なかなかそういうことがすぐできない場合には、県で木を切りにいく場合、あるいはもうまさに危ないという場合には、もう木を切りにいくということで、一つ一つ木が落ちないような対策をしているところでございます。ただ、全ての木がなかなかバッサリと切れないものでございますので、一つ一つ解決していかなければいけないと思っています。
また、木の問題でございますので、林務にも御相談をしながら、道路の周りの木について危険のないように整理できるような形で、保安林でございますと林務にお願いしたり、また民地でも森林税等を活用して、そういうことができないかという要請もしたりしているところでございます。
それからもう1点、電線の問題でございますけれども、道路の沿道上に電線が張り巡らされて、その横には木があって、電線がなければ木が直接、道路に傾いてきますので私ども処分できるのですが、電線に引っかかりながら倒れてきますと、電気や通信のことですので、本来、電線管理者の処理を待ちながらやらなければいけないので、少し時間がかかることでございます。その辺は、今回台風21号でも、21カ所ほど通行止めが関連してありましたので、連携をしっかりとりながら、すばやく復旧ができるような形でしていかなければいけないということで、取り組ませていただきたいなと思っております。
あと、道路の愛護の関係でございますけれども、道路の愛護につきましては、400以上の団体が道路愛護団体として活躍していただいていると思いますけれども、やはり今言ったような高い木を切るということは愛護団体ではできませんので、清掃とか草取りとか、低木の選定とか、そんなようなものをしてもらっておりますので、高い木とか落ちてくる木につきましては、県の道路管理者でしっかりと見てやっていかなければいけないと思っているところでございます。
◆高橋宏 委員 そうすると、その団体があれば県が管理している県道のところだと、今の団体でおおむね全て賄えられますか。
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中田英郎 道路管理課長 それぞれ区間をやっていただいて、それぞれ長短がありますけれども、単純にいけば数百メートルくらいの区間で1地区、例えばシニアのクラブとか、それから学校とか、それから地域の区でやっていただいているとかということでございますので、住家に近い地域でやっていただいている中でございますので、なかなか県道全てということではなく、わずかなエリアになるかなと思っております。
◆高橋宏 委員 本当に中山間地で困るところは、夏は道路サイドの草刈りを2回やりますよね。そうかといって、少し離れてしまうと誰もやらないんです。それで葉が側溝に詰まって水があふれるということです。その辺もどうやってやればいいか考えていただきたいと思っています。道路パトロールでもあって、そういうことがきちんとできれば本当は、とっさのことだけでもやっておいていただければありがたいと、これは要望でございますからいいです。
それから、
先ほど技術管理室長からありました金抜きの件で、いろいろなことがありましたと、こういうことでございますが、例えば林務や、ほかの入札をやっているところも、そういうことはあり得るかね。
◎藤本済
技術管理室長 本日、説明させていただいた8件については、全ての部局を通じて調査を行った結果として出てきたものですので、今回、事案が発生していたのは
建設部のみでございます。ただ、申し上げたとおり、発生はそういった表計算ソフトを使って作業をする過程で行われているということで、そういった作業は
建設部に限らず、ほかでも行っている部署もございますけれども、今回は
建設部のみで事案が発生していたということでございます。
◆高橋宏 委員 まあ同じようなことをやっていれば
可能性はないとも言えないですね。あるかもしれないし、たまたま今回の調査ではなかったということですから、まあ気をつけて、またそんなことのないように、ぜひしっかりお願いしたいと思います。これが信頼関係になるわけです。職員にしても、きっと気なしでやったことがそういうふうになって、悔やんでいるとは思いますが、そういうことでまたうまく、その職員のケアもやっておいていただきたいと、こんなことをお願いします。
先ほど丹波島の橋、私も前から言われているのですが、
服部委員が知事の前で言ったからすぐできるかなというふうに思っていますがね。私はもう言いたくても言えなかったのですが、でも、例えばあの
バスレーンをつくったときはバスの本数がものすごく多かった。今はないのですよ。それであまり乗っていない。あのころは、公共交通へということで
バスレーンを設けて時間をきちんとやると。だから、
先ほど協議会できちんと検討しているということを申されたから、その辺のところも含めてひとつやっていただきたい。
私が土木の専門家方に聞くと、あそこだけやってもその前が詰まるからだめだといわれたので私はやめておいたのだけれども。今のように、あそこの人たちは二階建てにしろというのですよ。そうすると、高田の少し向こうへ行った所の交差点が詰まっていますが、そういう状況になると言われるのです。だから、抜本的には橋をかけるというのがそのとおりだと思う。でも、昔は、混むから、
バスレーンをみんな8時半で時間差をやったのだよ。それもいつの間にかなくなってしまった。だからああいう状況になった。
長野市もさんざん苦労していろいろなことをやったけれども、今のような状況になってきてしまった。だからもう一度、そういうことができるかどうか。あるいは、みんな大体8時半だから8時半でやって、30分繰り上げてくれないかと、こういうのも県会議員さんからたくさん言われているのだよ。県会議員さんがみんな要望書を出せばすぐできるかと思って、私、県会議員さんたちに会って、この
委員会で請願か陳情を出してくれと言いたいところなのだけれども、またよく相談してみんなで、県会議員やあの橋を通る人はたくさんいるから、それなら何とか早くできるかなと。筆頭は
服部委員にやってもらって、それで俺は地元だからあまりやると「何だ」なんて言われるといけないから。パーソントリップをやっていれば、この、今、台数や何か今、既にやっているのかね。例えば協議会があるからちゃんとやって、何時から何時は何台通っているというような、交通事情調査は必ずやっているから、それがそのころと比べてどうなのか。私はよくマイクロバスに、15人でマイクロバスで行って、陳情に来るときはマイクロバスはあそこを通れるから、100台ぐらいすぐ追い抜いてしまうんだよ。悪いけれどもと、こういうふうに思って、恨まれないように乗ってきたけれどもね。
だから、そういうようなことが、何とか工夫ができないかどうか。よく俺、真ん中のあの木を植えてあるところに、両側を足してあそこに1車線つくればいいといったら、それはできないとこう言うし、技術的なことは私にはわかりませんが、ぜひこれだけは地元の議員としてもしっかりお願いをしておかなくてはいけないと思います。
ある人からは毎回言われているのですが、先輩に聞くと、それもなかなか簡単にはいかないと、こういわれるから、半分、黙っていたのだけれども、きょうは
服部委員が言ってくれたから、今度は力強く言わなければいけないということでございまして。本当のことをいうと、やはりそういう車の流れ、長野市の中ではマス型にきちんとした道路網が今、都市計画でだんだん整備されてまいりましたが、橋だけはどうも。
服部委員が言ったように、早く橋がうまくできればいいなと。
私は冬だけはドラム缶を並べて下を通ればいいのではないかといったら、誰も保障できないからだめだと言われたこともありますがね。そんな理想は、勝手なことを言うことはできますが、ぜひこれだけは強く要望して終わります。
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小池清 委員長 質疑の途中ですが、本日の審査はこの程度とし、明10月12日は午前10時30分から
委員会を開会し、
建設部関係の審査を日程といたします。
なお、今定例会中の
委員会の開議通知は書面通知を省略し、放送または口頭連絡により行いますので御了承願います。
散会を宣した。
●散会時刻 午後3時35分...